仮設のYEL

サーバーを引っ越す間の仮設ブログです

But not today(でも今日はノンノン)

昨日は英検の二次面接試験が行われました。
ゆか先生の教室からは、中学2年生の男の子と女の子が2人受けました。
まだ感想は聞いていませんが、女の子のほうは緊張したのではないかなと思います。
男の子のほうは、対策練習中から冗談を飛ばしていたので、本番も緊張せずにできたんじゃないかと思っていますが、どうでしょうか。

その男の子、Hくんですが、中学1年生になるちょっと前に教室に来てくれて、最初のうちは大人しく、遠慮がちな態度でしたが、2年目を迎えようとする今、口数も増えて冗談をよく言うようになりました。ときどき、冗談なのか本気なのかわからないときもあります(笑)

毎日勉強を頑張って、週末も遅くまで塾の自習室で勉強をしているようです。

でも、勉強することにあまり積極的ではないように見えたので、聞いてみました。

YUKA - Do you like studying?

H - Yes, I do. But not today.

ゆか先生はHくんの返答の仕方のセンスの良さに感激しました。
Hくん現代っ子には多い英語保育を受けた生徒ではなく、小学校の平均的な英語授業だけを受けた生徒ですが、英語保育を受けた生徒でもなかなかこうクスッと相手を笑わせる答えを出す子はいません。
それに、Yes, I do. と But not today. の間も素晴らしかったです。
これが「ウィットに富む」というやつなのでしょうか。

 

「勉強が好きな子どもはいない」と言う生徒もいますが、確かに学校の勉強は退屈で楽しくないと思います。ゆか先生も学校で強要される勉強は好きではなかったし、面白いとも思えませんでした。
ただ、勉強というのは、学校で強要される勉強だけではなくて、子ども自身の「知りたい」と思う強い意志から来るものだと思います。その意志を持っているか、持っていないかが将来の鍵となりそうです。
学校の勉強も、量より質です。機械的に決まった時間勉強するより、短時間であっても自分の頭で思考しながらその日に学習したことを復習する方が何倍も身になります。

ゆか先生のおすすめは、本を読む時間を持つことです。
語彙力を増やすには専門書がいいようですが、小説をおすすめします。