仮設のYEL

サーバーを引っ越す間の仮設ブログです

一人ひとりの個性と向き不向き

ここ10年で子どもたちの性格や態度が変化していると感じます。

20代の元生徒たちが10代だった頃は、集中力の続かない生徒が多く、勉強に関係のないおしゃべりを続ける生徒もいたり、ゆか先生が10代だったときと相違ないと感じていましたが、現在の10代は大人しく、集中力の続く生徒がほとんどで、英語で分からないところを自発的に質問できる生徒が増え、ずいぶん変わったと思います。

変化のすべてが好転したと言っているわけではなく、すべての子どもが変化を辿っているということでもありません。

多様性が叫ばれる昨今、人並みに合わせた学力を追求するより、自分の(子どもの)個性と向き不向きを考慮しながら将来を見据えた方が、自分(子ども)にとって幸せな人生が送れるのではないかと思います。

前回の記事にもありますが、生徒本人にも時々「◯◯中学/高校はオススメしない。◯◯中学/高校はどう?」的なことを言ったりしますが、それは過去の生徒たちの性格とその学校に対する満足度もしくは不満度が頭の中でデータがあって、それに基づいて話しています。単純に偏差値で話してはいません。

学校は良くても学年で崩壊している私立学校もあれば、昭和熱血のような教師が生徒を不登校に追い込むような公立学校もあるので、そこでこの子はうまくやっていけるかな、という判断をしています。

中高一貫校なら6年間、高校からなら3年間、人生の土台になる大事な年月です。